ココナラで仮歌を頼んでみよう。仮歌さんが必須な理由と、発注の際にチェックしたい4つのポイント。

ココナラで仮歌を頼んでみよう。仮歌さんが必須な理由と、発注の際にチェックしたい4つのポイント。 作曲活動全般
ひよ作
ひよ作

仮歌はデモテープ、コンペ、編曲仕事、全てにおいて必須と言えます。
頼んだことがないという人はこれを機に頼んでみましょう。

ココナラが普及してから仮歌発注は誰でも簡単になった。

昨年あたりから一気に普及した感じがあるココナラ 。「知識・スキル・経験」を売り買いできるサービスということで、仮歌さんも沢山登録しています。
人によっては大したことないと思うかもしれませんが、仮歌問題で常に気を揉んでいた私としては衝撃的な事件でした。

ひと昔前は知り合いの歌が上手い人を自宅に招いてお願いしたりしてましたが、もはやそんなことをする必要は全くなくなりました。
仮歌をスタジオで録るということも大分少なくなったのではないでしょうか。

現在はネット経由で発注→仮歌さんが自宅等で録音→歌唱データのみ戻してもらう
という流れがほとんどかと思います。

実際私もココナラ を利用しており、顔も名前も知らない人の仮歌で、メジャー採用を普通に取ってます。

もしまだ仮歌をお願いしたことがないという作曲家志望の方がいましたら、これを機にぜひ頼んでみてください。

ラクすぎてびっくりすると思います。クオリティもかなり高い方が多いですしね。

ココナラの仮歌カテゴリーはこちら

ボカロは仮歌代わりになるのか

ボカロが仮歌の仕事を無くすかもという話題が出てからもう随分経ちますが、ボカロでコンペを出せるかも思ったことは一度もありませんでした。。

ボカロにはボカロの良さがあることは確かですが、楽曲提供における仮歌というのは、本アーティストが歌っている姿を如何に想起させるかという点にかかっています。

ボカロは良くも悪くもボカロっぽさが強いので、人間が歌う姿を想起するのはちょっと難しいんですよね。
タイアップ関連などは音楽的には素人と言える人たちも多く関わるので、その点はかなりのマイナスになります。

ボカロを入れるよりは下手でも人間の歌を入れた方が良いでしょう。

仮歌は採用率にも影響するのか

仮歌は採用率にも影響するのかというのは気になる問題ですよね。
私の肌感覚ですとどちらとも言えるという感じです。

というのもコンペは発注のコンセプトが多岐に渡ります。
メロディが良ければ良いというコンペもあれば、複数のキャラクターが登場して大半がセリフのキャラソンもあります。

前者のタイプはどんな仮歌でもいけますが、後者のようなタイプの曲はキャラクターの歌い分けができる仮歌さんに頼むと、非常に有利に働きます。
なので一概には言えず、仮歌さんで採用率が変わる場合もあるし、そうでない場合もあるという感じですね。

ですから、コンペによってどういった仮歌さんを選ぶかというのも作家としてのセンスが問われるとも言えます。
コンペ内容によって仮歌さんを使い分けるというのは、ある程度の作家なら当然のようにやっています。

上手い仮歌さんは必ずしもオールマイティではない。

仮歌は上手ければ良いというわけではありません。場合によりけりです。

アーティスト本人の歌をイメージできるかどうかが重要なので、本人に比べてうますぎるとそれはそれで違和感となりえます。

また、歌がうますぎると複数人の表現が難しい場合があります。
歌は上手いけれど声色が変えられない、アーティスト寄りの仮歌さんですと、複数人を表現するダブルテイクを録ってもらっても、うますぎるが故に複数人感が出ないということも多いです。

あまり歌が上手くないアイドルのコンペなどでは、毎回テイクにばらつきがある仮歌さんの方が良かったりもします。

もちろん中には歌の上手さも声色もコントロールできる、すごい仮歌さんがいますけどね。

ひよ作
ひよ作

複数人歌唱のコンペでも、仮歌を複数人にお願いするということはあまりありません。(予算的に。。)
複数人の声色が表現できる一人の仮歌さんにお願いするのが一般的だと思います。

仮歌発注のチェックポイント

ではココナラ で実際に仮歌発注をする場合、どのような点に注目して選べば良いのかみていきましょう。

チェックポイント 1 声色と歌唱力

まず一番大事なのはどんな歌を歌うのかですよね。

仮歌さんは参考にできる歌唱音源をアップされているので必ず確認しましょう。

自分の作ってる曲に近い曲調があれば良いですが、せめてテンポ感が近い音源があると参考になりやすいと思います。
曲によって歌の印象は変わしますし、参考音源はその人のベスト歌唱な可能性があるので、期待しすぎないようにしましょう。

音域も大事なポイントです。仮歌を仕事にしている人ならある程度の音域はカバーできるとは思いますが、ハイトーン連打の曲や下の音域が広い曲などを頼む場合は要注意です。
ここら辺は自分の作曲能力にも関わってきますけどね。
歌いやすい歌の方が仮歌さんも上手に歌ってくれます

チェックポイント 2 予算

そして気になるのが予算ですね。2000円~様々な金額がありますが、ワンコーラスのコンペ用デモ仮歌の場合、業界の相場としてはワンコーラスを宅録でお願いする場合、3000~4000円前後だと思います。※もちろんもっと安い人も高い人もいます。

安ければ良いというものでも、高ければ安心というものでもないので、あくまで予算を気にしつつ曲にあった仮歌さんを選ぶようにしましょう。

チェックポイント 3 ハモり・ダブル等のオプションの有無

ハモりやダブル、ガヤなどの別テイクが料金に含まれているのかも大事なポイントですね。
歌物ポップスではサビのハモりはほぼマストですので。

ただコンペの場合は、メロダインなどのピッチ補正ソフトを持っている人は自分でハモりを作るのでも大丈夫です。ダブルに関してもショートディレイで代用することも可能でしょう。
あくまでメインパートの歌を重視した方が良いと思います。

私はハモりはアレンジしてから入れるタイプなので、自分で作ることが多いです。
補正が終わっているデータをもとにハモりを作れるのでラクなんですよね。
またタイミングやニュアンスが完璧に揃っているので、声色の変化(ケロリ)もオケに混ぜればほとんど気にならなくなります。
コンペなら十分です。

ただ複数人感を演出するガヤやセリフなどは、プラグインではどうにもならないので、必要な場合は仮歌さんにちゃんとお願いしましょう。

オプションに関しては発注前に、しっかりと確認しておくのが良いと思います。

チェックポイント 4 スケジュール

コンペの場合はスケジュールに間に合うかどうかも重要です。
提出出来なければ何の意味もないですからね。

ピッチ補正、ハモり作成、ミックスなど、ボーカルデータをもらってから行う作業もありますので、余裕を持って発注しましょう。

仮歌発注時はアレンジが出来てなくても大丈夫です。
簡単なリズムトラック、コードが入っていればちゃんと歌ってくれます。
むしろ私は仮歌をもらってからアレンジすることも多いです。
歌詞とメロディが固まった時点でさっさと発注してしまうことをオススメします。

スケジュールに関しても発注前に仮歌さんとしっかり相談しましょう。

まとめ 仮歌さんは仕事仲間。丁寧な対応を心がけよう。

何にでも言えることですが、作曲活動で関わる人たちはみんな仕事仲間です。
無理難題を押し付けたり、自分の作曲の至らなさを仮歌さんに押し付けたりするのはやめましょう。
こちらが丁寧な対応をすれば相手も丁寧な対応をしてくれるはずです。

仮歌によって採用の可否が左右されることはあるかもしれませんが、それも含めて自分の責任です。
そしてもし採用された場合は、仮歌さんのおかげで採用されたという気持ちで接しましょう。

プロの作曲家として活動するなら膨大な数の曲を作りその度に仮歌が必要になります。沢山の仮歌さんと良い関係を築くことは自分の作曲能力を上げることと等しいです。

好きな仮歌さんが出来ると、デモを作るのも楽しくなってきます。
ぜひ自分にあった素敵な仮歌さんを探してみてください。

ココナラの仮歌カテゴリーはこちら
ひよ作
ひよ作

仮歌さんはコンペを共に戦う制作パートナーです。
良い仮歌さんをぜひ探してみてください。

コメント

  1. gg より:

    初めてコメント書き込みます。
    前ブログから拝見させていただいております。

    現在、私もある事務所で預かり作家としてコンペ採用を目指して制作しています。
    デモテープ段階から採用までの過程の具体的な記事が多く、預かり作家になるまでも大変興味深く記事を拝見しておりました。

    今回コメント差し上げたのは、ぜひひよ作さんにコンペ提出時の楽曲の長さについて意見を伺いたいと考えてのことです。
    89秒など指定がある場合は分かりやすいのですが、長さ指定なしの場合
    ・長すぎると飽きられるのでワンコーラス(イントロ+ABサビ+アウトロ)または頭サビ+ワンコーラス。
    ・全体をイメージできた方がいいのでワンコーラス+間奏+大サビまでつけた方がよい。

    というどちらの意見も耳にすることがあり、もちろん場合によりけりだとは思うのですが普段ひよ作さんはどういう風にしておられるか、ご意見を伺いたいです。

    今後ともブログ応援しております。
    よろしくお願いいたします。

    • ひよ作 ひよ作 より:

      ggさん
      コメントありがとうございます!
      当ブログが役に立っているとのことで嬉しいです!

      提出時の長さは私も結構考えたのですが、
      >ワンコーラス(イントロ+ABサビ+アウトロ)または頭サビ+ワンコーラス。
      こちらの方にしてます。

      というのも間奏と大サビって結構作るの大変じゃないですか?
      パッと作れるのなら良いとは思いますが、私は時間がかかる&ボロが出る可能性があるので、
      基本的にはワンコーラスに絞ってます。
      良いところだけ聴かせる感じですね。

      実際はどちらでも良いと思います。おそらく採用率は変わらないのでラクな方で良いかと。
      構成が惜しい、くらいならリテイクの連絡が来ると思います。

      あとアニソン主題歌系で使えそうな曲は、指定がなくても89秒にしておいた方がストックで使い回せるから良いですよ。

      預かり作家ということなのであと少しって感じですね!
      頑張ってください!

      そしてこのブログをSNSその他で宣伝していただけると、私も頑張れるので是非よろしくお願いします…!!

  2. gg より:

    ひよ作さん

    ご返信ありがとうございます!
    中身がしっかりあれば短くても採用率はそんな変わらないということですね!
    ぜひ参考にさせていただきます!

    微力ではありますが知り合いにはこちらのブログを宣伝いたします!
    今後とも拝見して参りますので、更新楽しみにしてます!

  3. […] 前回記事の続きになります。 […]

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