作曲コンペが通らない!そんな時のモチベーションの保ち方と考え方

作曲活動全般
ひよ作
ひよ作

こんにちは、ひよ作です。
今回は前ブログに頂いたコメントについての回答を中心に、コンペに挑むメンタル面のお話です。

今回の質問内容はこちらです↓

私も働きながら作曲をしており、当面の目標は趣味として音楽を楽しむことですが、作曲の仕事にも興味があります。

リクエストは、働きながら作曲活動を継続するために工夫していたことやモチベーションを維持する方法、アマチュアから兼業作家になるまでの過程、兼業作家になるためには月に何曲書けなければならないのか、以上のことを聞かせて頂きたいです。

色々と質問を頂いておりますが、今回はモチベーションを維持する方法について書いていきたいと思います。

作曲コンペはみんな通らないので、落ちても気にすることはない。

そもそも何故モチベーションについて考えなければいけないのか。
作曲家を目指す人はみんな作曲が好きで始めているはずです。
なので本来は作り続けるにあたってのモチベーションは「楽しいから」の一言で済むはずです。

しかしプロの作曲家を目指すとなると話が変わってきます。
それは楽曲コンペ(デモテープオーディション)に落ちるという経験を乗り越える必要があるからです。

楽曲コンペに通らないというのはほとんど全ての作曲家にはついて回る問題です。
特に最初の一曲目~数曲の間で手こずる人が多く、ここで踏ん張りきれず辞めてしまう人が結構います。ひよ作自身、何度も諦めようと思いました。
ただ、ここを乗り越えないと仕事としてやっていくのは厳しいので、なんとか結果を出すまで頑張らなくてはいけません。

身も蓋もない言い方かもしれませんが、基本的にコンペは通りません。
どんなに熟練の作曲家でもガチで100%取れるという人はいないのではないでしょうか。
それだけ絶対的な基準がない競争と言えます。

良い曲・クオリティの高い曲が選ばれるわけではなく、そのコンペにハマった曲が選ばれます。
それなのに、どういう曲がハマるかどうかの指示は漠然としている
ので、自分なりの正解を予想して曲を書くことになります。

私よりはるか上のキャリアをもつ先輩方、数十年業界にいるディレクターも、何が通るのかは本当にわからないといつも言っています。

なのでコンペに落ちたからといって、自分の曲が否定された思う必要はありません。
誰にも正解がわからない問題の正解を出せなかっただけなので、気にすることはないのです。

そもそもお題を出す側が正解をイメージ出来ていないことも多いです。
正解がわからないから色んなアイデアを提示してもらい、その中から選ぶのがコンペというシステムです。

またそんなふわっとした発注にも関わらず、選ばれるのは一作だけです。
受からないのも当たり前な気がしてきます。

コンペに落ちるのは気にしないことにしましょう。

結果が出るまで頑張れば良い。続ければ続けるほど採用確率は上がるし、一発逆転もある

コンペに落ちた曲はストック曲として、いつか決まることもある

作曲コンペの場合は落ち続けたとしてもストック曲が増えていくことになるので、着実に前に進んでいると言えます。
作詞コンペやアレンジコンペの場合はその性質上ストックには出来ないので、この点は非常に有利です。

ストック曲の採用というのもバカに出来ないもので、何年も続けていればハマりの良いコンペが結構来ます。
なので、作った数年後に採用ということもあります。
作った曲は無駄にならないと思えば、毎回全力を尽くす価値はあると言えるでしょう。

作曲家は年齢制限がないので結果が出るまで続けることができる

また作曲家の場合は年齢を気にする必要がないので、結果が出るまでずっと続けることができます。
アーティストだとシビアに年齢が関わってくるので、この点も作曲家は有利です。

実際私の知人にも50〜60代くらいの作曲家がいます。

生活がかかっている人は別ですが、質問者さんのようにゆくゆくは作家になりたいという方であれば、採用されるまで頑張れば良いだけです。
作家事務所に入れるレベルの人ならいつかはきっと採用されると思います。

採用一曲目が遅くても、その後一気に巻き返す可能性がある

そして採用されだすと一気に採用数が増える場合も多いです。

私は漠然と作曲家を目指してからメジャー採用まで10年以上はかかった気がしますが、初採用の翌々年には一年で10曲以上の採用が取れました(マグレな部分もあります)

私だけではなく、一作目までは時間がかかっても、その後は順調に採用を重ねられる人は割と多いです。

曲によっては数十曲分の印税になる場合がある

また昨今でいえば国民的アイドルのコンペが広く募集されているので、競争率は尋常じゃないものの、一曲当てれば普通の曲の数十曲分という印税を手出来る場合もあります。

結果が出なくても着実に前に進んでいる、そして一気に逆転することもあり得る、そんな風に考えられれば、モチベーションとしては悪くないと思います。

最終的には作曲そのものを楽しめるかどうか

ただやはり打算的な考え方には限界があります。

夢があるのは確かですが、現実的には余程のヒットでないと大したお金にはなりませんし、採用され出すと仕事としてアレンジをする苦労も出てきます。

なのでやはり続けられるかどうかは純粋に作曲を楽しめるかどうかにかかってきます。

幸いJ-POPは色んなジャンルを取り込めるなんでもありの音楽です。
完全に好きなことが出来るわけではありませんが、好きな音楽の要素を試しながら作曲していくことは可能です。

私はアイドル曲もアニソンも仕事以外では全く聞きませんが、作るのはとても楽しめる分野だと思っています。

コンペで落ち続けるのはしんどいけど、作曲は好きだからやめられない、というような姿勢でなんだかんだプロになる人は多いと思います。

なので作曲が好きで始めた気持ちを忘れずに、モチベーションを保っていただければと思います。

その他の質問回答

今回はモチベーションについての記事でしたが、一応他の質問にもお答えしておきます。

働きながら作曲活動を継続するために工夫していたことは?

私個人で言えば、本業で独立したことですね。
やはりスケジュールを自分でコントロール出来る立場になるのはかなり有利です。
作曲が出来る環境をどう整えるかは、働きながら作曲活動をするにあたって最大のハードルです。
人それぞれ解決策が違うと思うので、良い方法を見つけて頂ければと‥。

アマチュアから兼業作家になるまでの過程

これに関しては前ブログを見て頂けると、なんとなくわかるかもしれません。

兼業作家になるためには月に何曲書けなければならないのか

特に決まりも目安もないですが、多ければ多いほど良いです。
所属事務所に聞いてみるのが良いかと思いますが、実際の活動で考えれば週一曲(年50曲前後)書ければ、あまり文句は言われないかと思います。
本業があると伝えて入った事務所であれば、無茶なことは言わないかと。

今現在アマチュアでプロを目指す人も週に一曲が目安と考えて良いと思います。
大体コンペの締め切りまでの期間が週一曲なので。

ちなみにひよ作はもっと全然少ないところからスタートでしたので、それより少なくてもなんとかなりますよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

コンペを続けるモチベーションについてはみんな苦労してるので、気にしないことが一番ですね。

一曲一曲を楽しみながら作っていきましょう。

最後にお願いです!この記事が少しでも役に立ったと思って頂けたら、是非SNSやブログでの拡散をお願いします!リンクを張って頂けるだけで嬉しいです! ひよ作の原動力になりますので、よろしくお願いします!

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