リファレンス曲(参考曲)に寄せるには? パクリにならない雰囲気の寄せ方、5つのポイント

リファレンス曲(参考曲)に寄せるには? パクリにならない雰囲気の寄せ方、4つのポイント 作曲・音楽理論
ひよ作
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こんにちは、ひよ作です。
今日は楽曲の特徴の捉え方のお話です。

多くのコンペではリファレンス曲(参考曲)が提示されます。

雰囲気は捉えつつ、でも寄せすぎない、微妙なラインを探っていくことになります。
(パクリは著作権的にもNGですし、似すぎてるとそもそも選ばれないのでやめましょう。)

今回はリファレンス曲のどのような部分を参考に曲を作っていけば良いのか、そのポイントをご紹介しようと思います。

※全てのポイントを同時に網羅するとパクリになってしまうので要注意ですよ。

BPM(テンポ)・リズム

BPM(テンポ)とリズムはジャンル、ノリを決定づける重要な要素です。
また、BPMやリズムによって出来上がるメロディも変わってきます。

BPMはざっくり捉えて良い場合と、1〜2の差までよく考えた方が良い場合があります。
例えばBPM=120〜130付近のダンスミュージックなどは、BPMによって細かくジャンルが分かれてたりするので、慎重に検討する必要があります。
↓参考記事

リズムに関してはもう少し複雑です。

8ビートなのか16ビートなのか、アウフタクト(弱起)の有無、キック・スネアの位置や音色、ベースのリズム、などなど、ノリやグルーヴを決定づける要素は沢山あります。

リズムパターンは丸々真似てもパクリにはなりませんが、その曲を特徴付ける要素をいくつか取り入れるだけで驚くほど曲調が変わってきますので、自分なりのアレンジを加えながら考えてみましょう。

ひよ作
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リファレンス曲のBPMやリズムは、最も参考にしやすいポイントと言えますね。

各パートの音色・楽器の編成

各パートの音色・楽器の編成は、雰囲気を寄せるという意味では最も重要かもしれません。

音色というのはそれだけで特定のイメージを内包しています。

楽器によってそれぞれではありますが、例えばバグパイプなどは一音だけでものすごいエスニック感がありますよね?

音色はジャンルを決定づける重要な要素かつ、丸々似せてもパクリにならないので、基本的には寄せる方向で良いでしょう。

特に以下のようなポイントを押さえると良いと思います。

・ドラム
生ドラム系か電子ドラム系かをまず確認しましょう。
キック・スネア・ハイハットの音色はジャンルを決定づけるくらい重要ですので良く検討しましょう。

・コード楽器の種類
ピアノ、ギター、シンセなど、どの楽器でコード感を支えているかをよく聞いてみましょう。
当たり前ですが、生楽器かエレキ系かでだいぶ雰囲気が変わります。昨今のJPOPでは両方使っている場合が多いですが、メインで使われている楽器、シンセの割合などは大事なポイントです。
またもう少し踏み込んで考えたい人は、歪み具合、コンプのかかり具合、EQ的な処理も意識してみましょう。

・ウワモノの楽器編成
主に裏メロを奏でる楽器にも注目しましょう。
ストリングス、ブラスの有無はかなり重要です。
また、シンセ系が主なのであれば、リード系、プラック系、パッド系、を確認した上で、プリセットなどから近い音色を選ぶのも良いと思います。

・特徴的な楽器の有無
特徴的な楽器はそれだけで世界観を作ることができます。
民族楽器の類は、その楽器を使うだけで、世界観が一気に変わります。
もしかしたらリファレンスに寄せるのはその楽器だけでも良いかもしれません。
特徴的な楽器がある場合は、使ってみましょう。

コード進行

コード進行も重要です。
リファレンスを参考にする場合、コード進行から確認するとい人もいいのではないでしょうか。

コード進行に著作権はないので丸パクリでも問題ないですが、個人的にはリファレンスに寄りすぎる場合が多いので丸パクリはオススメしません。

私の場合は、トニック系で始まるか、サブドミナント系で始まるかを注視してます。
特にサビ頭のコードに関してはリファレンスと同じ性質のものと揃えることが多いです。

Key=Cの場合、サビ頭のコードはC、F、Amが多いと思いますので、そこを参考にするだけでも良いと思います。
どのコードで始まるかで、出来上がるメロディの印象は大きく変わりますので。

メロディの度数やリズム

最もパクリに気をつけなければいけないのがメロディです。

メロディは音程、リズム(譜割)、跳躍の仕方、など色んな要素で構成されていますが、寄せやすくパクリになりづらいおすすめポイントは度数と譜割です。

(度数の細かい説明は省きますが、今回はコードに対しての音の高さを示す言葉だと思っていただければ良いです。)

度数を参考にする時は、かなりざっくりで大丈夫です。

リファレンス曲のメロディがコードに対して何度の音で構成されているかを一度意識してみましょう。

フレーズの最初の音の度数、最高音の度数、コードトーンを使っている割合、テンションノートの割合、跳躍幅の度数、などを調べてみるとそのメロディの雰囲気を決定づけている箇所がわかってきます。

メロディの度数によって醸し出される雰囲気は明確に変わってきますので、フレーズは違っても中心となる度数を合わせるだけで雰囲気を似せる、ということが可能になってきます。

またアマチュアの方で見落としがちなのが、メロディのリズムです。
コードや音程も大事ですが、それと同じくらいメロディのリズムは大切です。

特に子供向けのようなシンプルでキャッチーな曲はリズムだけでキャッチーなことが多いです。

ただあまり特徴的なリズムだと、パクリ感が出てしまうので、注意は必要です。
裏拍の使い方、譜割の細かさなどを参考にするくらいがちょうど良いかもしれません。

仮歌

コンペに限って言えば仮歌さん選びも重要になってきます。

まず判断基準は歌の上手さです。
ただ上手ければ良いというわけではないのが難しいところで、例えばアイドル向けの曲などはちょっと下手なくらいがちょうど良く聞こえる場合もあります。

また複数人歌唱の場合は、声色を変えられるかどうかも重要なポイントです。
声質が分けられる人を選ばないと、複数テイクをもらっても複数人感が出ず、コーラスエフェクトをかけたようなボーカルになってしまうことがあります。

他にもアニメのキャラソンなどでは、元気なキャラ、クールなキャラ、など声色を明確に歌い分けられる仮歌さんを使うと曲のクオリティがグッと上がります。
セリフや掛け声などを入れる必要が出てくる場合があるので、そういった対応が出来る仮歌さんも必要になってくるかもしれません。

中には上記のような歌い分けを全てこなせるプロ仮歌さんもいますが、一人に絞るとスケジュールなどで対応できない場合も出てくるので、複数人探してみることをオススメします。

ココナラで探せばいろんなタイプの仮歌さんを見つけられると思うので、ぜひ探してみてください。

ひよ作
ひよ作

仮歌さんは大切なビジネスパートナーです。曲が取れないのは自分のせい、曲が取れたのは仮歌さんのおかげ、くらいの気持ちでお願いしましょう。

まとめ

作曲というのは今まで聞いてきた音楽の要素を、無意識に組み合わせて作り上げる行為と言えます。
調性音楽を作っている以上、自分がどんなにオリジナルだと思っていても必ず何かしらの曲の影響を受けているものです。

リファレンス曲を参考にするというのは、そういった無意識下で行なっていることを、意識的にコントロールする行為だと思います。

その楽曲を構成する様々な要素を細かく分解し意識することで、逆に自由に作曲が出来るようになります。

ぜひ今回の記事を参考にしつつ、素敵なオリジナル曲を作っていただければと思います。

ひよ作
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真似から学びは始まります。正しく真似て正しく学びましょう!

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コメント

  1. キリギリス より:

    記事を読んで自分が本当に勉強不足ということに気付かされました。それと同時にひよ作さんの記事を読むと、諦めではなくやる気が湧いてきます。まだまだ素人ですが少しでも音楽が語れるよう勉強したいと思います。記事を楽しみにしています。

    • ひよ作 ひよ作 より:

      キリギリスさん
      コメントありがとうございます!
      私の記事が少しでも役に立てたのなら嬉しいです!
      私も日々勉強不足と感じることが多いです。それだけ音楽は深いってことですね。
      ただ作曲においては演奏と違って、気づいたことはすぐ実践できます。
      何か気づいたことがあれば、それだけ成長出来るチャンスですので、ぜひ作曲に反映してみてくださいね。

      そしてこのブログをSNSその他で宣伝していただけると、記事の更新回数が増えますので、ぜひよろしくお願いします…!!

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